「ぅふふふふ……。」 両想いになった次の日、 土曜日だから学校で会えないため、 私は伊織をカフェに呼び出し、昨日のことを報告した。 にやにやしながら笑いはじめた伊織。 『伊織……怖い。』 「よかったわねッ!! 両想い☆」 そう言って、私の背中をバシバシと叩いた。 『ぃっ………!!!!』 痛いよ!!!!!! 痛みに悶えている私をよそに、 「いぃな~♪」 と、ワントーン高い伊織の声。