恋のレッスン〜先生は幼なじみ〜

「西条先輩のそういう事、最初に教えてくれればよかったのに。その方が簡単だったでしょ?」


「そうしようかとも思ったんだけど、それだと卑怯っていうか、つまらないっていうか……。ミイにはあいつか俺かで悩んでもらって、最後は俺を選んでほしかったんだ」


「変なの……」


「かもな。で、俺を選んでくれたんだろ?」


「うん。私は昔から大輔が好きなんだって、気付いたの」


大輔はニコッと微笑み、愛しそうに私の頬やおでこを撫でてくれた。


「でも、西条がミイを襲ったのは予想外だった。恐かったろ?」


「うん、恐かった」


本当はさほどでもなかったけど。


「キスされたのか?」

「うーん、どうだったかな。されたらどうするの?」

「消毒する」

「どうやって?」

「こうやって」


大輔は私の唇をペロッと舐めると、甘くて激しいキスをした。


「ここを触られたのか?」

「ハアハア、どうだったかなあ」

「じゃあ消毒な?」

「あ、あ〜ん」


「じゃあ、ここは?」

「ひゃっ」

「第三段階、教えてやるよ」

「え、ちょっと、待って……」



おしまい。



※最後までのお付き合い、ありがとうございました。


秋風月