《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜

「――――は?」



将輝はますます目を丸く
して、口をポカンと開ける。



当然の反応かもしれない。


だって、あたしがこんな
ふうに他人に興味を持って
質問するのは珍しいから。



自分でもわかってる。



だけどあの音を思い出すと
心が波立って、どうしても
気になって――…。



「どんなって言われても……」



怪訝な顔をしつつも、
将輝は理由は聞かずに
頭を捻り出した。



それにホッと胸を撫で
下ろして、あたしは将輝を
マジマジと見る。


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