あたしには、先生の音が そのきっかけをくれたように。 この音が天まで昇り、 そしてみんなに、雫と なって降り注げばいいな。 「―――それじゃあ、 行ってきます」 微笑む先生に、あたしも 笑顔を返して。 あたしはまばゆい光の きらめくステージへと、 一歩を踏み出した――。 ―*End*― _