《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜

本当の姿を映してるようで、
実はまだ、何も見れて
なかったのかもしれない。



そう……もしかしたら、
お姉ちゃんのことも、久住
先生のことも……。




「将輝……あたし……」



あたしは、確かめなきゃ
いけない。



もしその先にあるのが、
悲しい結果だとしても。



……きっとそれが、あたしの
しないといけないことだ。



「―――わかってる。

頑張れ」



将輝は晴れやかに笑って、
グッと右手の親指を立てた。



あたしは無言で、力強く
それに頷く。



「――ありがと、将輝」



全部全部、本当に。


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