《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜

そう話し終えると、先生は
最後に『ゴメン』と謝罪の
言葉を口にした。



「君には失礼な話だよな。

それに、今からまた弾き
始めようって時に、こんな
話をして――…」



「そんな―――…」



失礼だなんて思わない。


だって、どんな理由であれ、
先生があたしの助けに
なってくれてることに
変わりはないから。




……初めて知った、先生の過去。


そして、先生が大切だった
人の存在。



――言葉では表しようの
ない切なさが、胸の内に
渦巻いてた。


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