《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜

その子は目をパチクリ
させて将輝を見ると、
よく通る声で言った。



「うるせーヤツがいると
思ったら、やっぱ田島かよ。

てか、なんで今日古語辞典
いんの?

古典の授業、今日はないぜ?」



「……………っ!!!」



将輝は体を硬直させ、目を
白黒させながら言葉を失ってる。



逆に大声で笑い出した
のは、もちろん奈緒だ。



「プッ………ちょっ、サイコー!

思わぬ所からボロが
出ちゃったね、田島!」



「うっ、うるせーっ!!」



「もーいいじゃん、素直に
なればぁ? 朝から花琳の
顔が見たかったんだ、って〜」


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