《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜

「将輝、周りに迷惑でしょ!

朝から騒々しくしないで!」



奈緒に手を伸ばしてた
将輝は、ピタッと動きを
止めてあたしを見ると、



「だってコイツがいい加減な
ことをだなぁっ……!」



「どこがいい加減よ〜。 

古語辞典がいるだけなら、
あたしのだって全然いい
じゃない!」



「だからそれはっ……!」



将輝が何か言いかけた時、
彼の近くにいた別の男子が
クルッと振り向いた。



うちのクラスの男子と
しゃべってたんだけど、
その子はこのクラスの
生徒じゃない。


きっと始業まで遊びに来てる
だけの、別のクラスの生徒。


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