《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜

「お姉ちゃんは……
変わらなかった……?」



「―――ええ。

あの子は……あの子が
奏でる音のように、本当に
けがれのない、純粋な心の
持ち主だった。

私は、事故にあって
穂乃花はそれをなくして
しまったんだと思ってたの。

でも、そうじゃなかった……」



お姉ちゃんは純粋ゆえに――
優しいがゆえに、耐え
られなかった。



死を選ぶのは間違ってる
ことだけど――…


だけどお姉ちゃんは、
優しさも愛も、忘れることなく。



それら全部をその手に
抱いて、死んでいったんだ――。



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