《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜

そして両親ももちろん
心から応援していて……

お姉ちゃんはお父さん達の
自慢であり誇りで、溺愛
していた。



《あたしは怖い。

あたしのせいで、お父さんと
お母さんは、希望も目標も
失ってしまった。

そんな家族で暮らして、
毎日二人の辛そうな顔を
見て生きるのは、怖いよ》




「おね……ちゃ……っ!」




《――やっぱり、堪えられない。

自信がない。

ピアノを失って、あたしは
どうやって生きていけば
いいかもわからないのに。

こんなあたしが生きてたって、
お父さんやお母さんの……
そして花琳の、邪魔になる
だけだ……》


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