《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜

「日記…………!?」



――信じられなかった。



お姉ちゃんが日記をつけてた
とこなんて見たことないし、
遺品の中からもそんなのは
一冊だって出てきてない。



それを話すと、苑子さんは
『ええ』と頷いて、



「習慣的につけてたもの
じゃないと思うわ。

これは、入院してからの
期間に書かれたものだから」



「入院してから………」



「そう。だからこれには、
彼女の苦しみ、絶望――…

全てがありのまま、
つぶさに書かれているの。

いわば、彼女の心の叫びよ」



「……………」


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