《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜

「これが終わってからです。

友達が、買っといてくれる
から……」



「ふぅん、そうか」



サラリと答えて、先生は
ゆっくりと近づいてくる。



そして、あたしの斜め前に
あった来客用の椅子を
180度回転させ、あたしと
向き合うように腰掛けた。



「せ、先生? 写真見て
下さ――」



このシチュ、どう見ても
おかしいでしょ?



「まぁいいじゃないか。

暇な店番の暇潰しに
つき合ってるだけだよ」



「……暇暇連発しないで
下さい」



「アハハ。

眉間にシワ寄ってるぞ」


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