《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜

「さすがにみんな、飲食系の
方に行っちゃったんだな。

まぁ仕方ないか」



先生は壁の写真をいくつか
覗き込みながら、独り言の
ように言う。



恥ずかしいのと動揺で、
あたしは何も言い返せなかった。



だけどその後は先生も
無言で写真を見ていく
だけで、あたしは今度は
沈黙に耐えられなくなり、



「先生は……ご飯、食べ
なくていいんですか……?」



背後からボソリと問い
かけると、久住先生は
クルッと振り返って笑う。



「昼は混むだろうと思って、
先に済ませた。

如月は?」


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