《完》天上のCANON 〜先生と奏でる、永遠のメロディ〜

すると声の主も、予想外の
音にギョッとした顔をして、



「な、何もそこまで
驚かなくてもいいと
思うんだけど……」




………驚くよ。



だって――どうして
あなたが今、ここにいるの?



「久住先生………!」



優しく微笑む顔は、
まさしくその人のもの。



「やぁ。

いくら暇だからって、
居眠りはよくないんじゃ
ないかな」



開け放したドアに寄り
かかってた先生は、快活な
口調で言って中に入ってきた。



「……寝てませんっ。

それに暇なんかじゃ――」


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