「・・・好きなんだよ・・・バカ。」


・・・。


私、桐島 結菜のすきな人。


何年間だろう。13才の私には一番長かった人。


中島 海斗。同じクラスの幼馴染。


「な~に窓みちゃってんのぉ~♪野球部か!?」


「違いますよ~♪ただ・・・空が綺麗だな~って・・・」


「はっは、結菜はロマンチックだな~」


バドを始めてからもうすぐ3ヶ月を経とうとしていた。


「ああああああ・・・」


「なっ、なしたし!?」


「いや~・・・なんか・・・」


「悩みどきだね~」


「はぃっ・・・」


ふと水飲みに来た先輩と合い話していた。


「結菜は?好きな人とかいないの?」


「そんなものいませんよ~♪」


「そかあ~居そうなのに♪」


「うぅぅぅ・・・」


「えぇ!?図星!?」


「いい・・・いっ・・・ま・・・せ・・・・・・!?」


私は全部言う前に走って逃げた。


「待てこらぁ~」


先輩も後に続く。