――――――――… 『いい?あたしが学校に行っている間ラルと大人しくしといてよ?』 「はい。勿論です。」 ニコッと笑うんだけどなんだかウソ臭い笑顔。 暫く疑う様に見ていると、 ………はっ 『!!っやっばい!時間!!じゃ後よろしくねー!』 バンッ、と勢いよくドアを閉めて出て行く。 「大丈夫ですよ。ラルと大人しく真冬の学校へ行きますから安心して下さい……て言っても、もういないんですけどね…。」 クフフフ。