その事をいい気にした東条は笑いながら奏雅を見下ろしている





そして入ってきた男達を見る





今だ!!!






私はその瞬間奏雅たちの方に走った






そのことに気づいた東条は慌てて手をのばす






しかし私の体には届かなかったが私の髪の毛をつかんだ









でもつかんだ髪の毛はウィッグ









私のウィッグは外れ地毛のミルクティー色の髪が露になる





「「「えっ???」」」

とその場にいた全員の声がかさなる




そのときの私の心の中には不安と拒絶される怖さが渦巻いていた