それからすぐに奏雅たちがきた


私と蒼葉は立ち上がり


『心配かけてごめん』

と謝った



「あぁ」

と短い返事をした奏雅が私達の手元に視線をうつした



なんだろう




蒼葉も同じ事を思ったらしく目を合わせて「『あっ!』」とハもった

手つないだままだった


そして手を離した



羅夢は奏雅の隣で肩を震わせて笑いをこらえていた




羅夢の仕業なのに・・・