つまり白龍から抜けたのか……。




普通に抜けれたのか…?




それともこれも上層部の作戦の1つなのだろうか。




どちらにしても侮れないな。




男達は本気で改心したみたいだが。




帰宅したら要と作戦会議しないとな。








放課後は柔道部と空手部を作り、顧問もつけた。




ここの学校には運動部がサッカー、野球、テニスしかなく、文化部は存在はあるが部員がいないとか。




やる気あるのかこの学校は。




そして早速俺は柔道部と空手部合同で1から教えた。




やっぱり体力が無いのか、ちょっと動いただけでダウンしてしまうようだ。




帰宅したら練習メニューを作らないと。




部活動を増やして、絶対に何かに入らないといけないという規則を作ってもらうよう理事長に提案してみよう。




俺は早速議題案を理事長に提出し、帰宅した。










ある空き教室の1室にて




「銀様、やはり下っ端10人が無所属になりました。」


「ふーん。予想通りだね。」


「次はどうしますか?」


「じゃあ…麻央に任せようかな。」


「麻央様にですか?」


「うん。あいつは楽しませてくれるからね。」


「分かりました。伝えておきます。」


男は銀に一礼し、教室を出た。






また何かが始まる予感……。