家から徒歩15分




繁華街に着いた。




空気が淀んでいる。




思わず鼻と口を抑えてしまうほど。








俺はホストやキャバクラのキャッチを無視し、奥へ進んでいった。




「…ー…たッ…」


「ー…か…や…ッ…」




路地裏から叫び声が聞こえる。




男達の嘲笑う声
女の悲鳴




俺は即座に声が聞こえる方へ走っていった。




着いた先で見たのは……






まさに今最中であった強姦だった。




女の子は必死に抵抗しているが、男達に抑えられ、動けずにいる。




服はビリビリに破られ、涙をボロボロ流す女の子の姿はあまりにも悲惨で、見ていられなかった。




よく見ると、女の子は龍牙学園の制服を着ている。




ネクタイは青。