今回の事件の真相は、 半狼人間の自覚なき仕業だった。 誰にも非がない。そんな事件。 自分達意外にもそんなそんな存在が居るんだ、という小さな驚きと。 初めて超能力という存在を知った大きな絶叫と共に。 「嘘だぁぁああぁぁあーーーっ」 「これで、依頼解決!」 * 「てか、咲夜さんさー。その薬草売ってる所まで言って裏づけ取ったんでしょ。流石、情報屋のプライドだけはあるよね」 「あー、確かに」 「ちなみに、狼人間の夫婦の奥さんがとにかく美人だったそうだ」 ((......そっちか!))