なぬ?
あたしは高森さんの顔を見た。
その瞳はキラキラと輝いていた。
「従兄です」
「名前は何ていうの?」
「月見達郎です」
「達郎さんか…」
たったそれだけの情報に高森さんは大きくうなずいた。
高森さんは見たとこ25・6。
達郎兄ちゃんと同い年ぐらいだろう。
達郎兄ちゃんはやや問題のある性格の持ち主だが、ルックスは身内のあたしが見ても平均以上。
同世代の高森さんが興味を持つ可能性はある。
「達郎兄ちゃんのこと気になります?」
あたしはずばり訊いてみた。
「べ、別に…」
高森さんは顔を赤くしてうつむいた。
同時に意味もなくベッドのシーツをいじくる。
ビンゴだね、これは。
「達郎さんて、恋人いるの?」
ぐいぐい来ますねー、高森さん。
でもなー。
高森さんには強力な相手がいるんだよなー。
あたしは麗美姉ちゃんの顔を思い出した。
「でもアレは付き合ってるっていうのかな…」
あたしは高森さんの顔を見た。
その瞳はキラキラと輝いていた。
「従兄です」
「名前は何ていうの?」
「月見達郎です」
「達郎さんか…」
たったそれだけの情報に高森さんは大きくうなずいた。
高森さんは見たとこ25・6。
達郎兄ちゃんと同い年ぐらいだろう。
達郎兄ちゃんはやや問題のある性格の持ち主だが、ルックスは身内のあたしが見ても平均以上。
同世代の高森さんが興味を持つ可能性はある。
「達郎兄ちゃんのこと気になります?」
あたしはずばり訊いてみた。
「べ、別に…」
高森さんは顔を赤くしてうつむいた。
同時に意味もなくベッドのシーツをいじくる。
ビンゴだね、これは。
「達郎さんて、恋人いるの?」
ぐいぐい来ますねー、高森さん。
でもなー。
高森さんには強力な相手がいるんだよなー。
あたしは麗美姉ちゃんの顔を思い出した。
「でもアレは付き合ってるっていうのかな…」


