「…ま、雅希くん。何事も強引に行くってゆうのはちょっと、いやかなり無理があるんじゃないのかな…?」

「いや!俺はそこをあえて強引に行く!」



そう叫んだ雅希はバケツを俺の方に向かせ持ち上げた。そして俺の背中には、壁が迫っている。

逃げ道は……ない。



「雅希くん一旦落ち着こう?ね?」

「遥斗、そんなに心配か?…大丈夫優しくプレイするから」

「ちげーよ!誰がこんな状況でプレイの心配なんかするか!


――…っ!」



うわ、マジかよ…!

そんな話してるをしているうちに気が付けば背中には壁。