またプレイの話しかよ。なに、今プレイについて話したい時期なの? …どんな時期だよ。 「だけどそのプレイにどうやって誘っていいか分かんなくてさー」 「へぇ……」 「…でも、今なら誘えるわ。 ――なぁ遥斗」 雅希は俺の名前を呼ぶと足を踏み出して俺に近付いてきた。 黒い笑みを浮かべながら、ゆっくりと。 「な、なに…?」 そう言いながら俺はその足と同じくゆっくりと後ずさった。 なんか…嫌な予感。