「……お前、なにしてんの…?」 「ん?」 …だって、雅希が「うまいうまい!」と言って顔にかかったスポーツドリンクを舐めていたから。 「なにしてんのって顔についたスポーツドリンクを舐めてるだけ。うまいよ!」 雅希はなぜか嬉しそうに舐めていた。 「いや気持ちわりーよっ!つかそれって俺の口に入ってたやつじゃん…!」 「そーだけど?」 全く気にしてないかのように雅希は唇をペロッと舐めた。 ……そんな雅希を見て、体が震えた。