本当に手首を縛られそうになった俺は雅希の股間を蹴りなんとか襲われずに済んだ。 そして30分間、雅希は激痛に唸っていた。 「雅希のせいでさらにダルくなってきたじゃねーか。…もういいからさ、朝飯食いたい」 ベットに座り土下座をしてる雅希にそう言うと「よし待ってろ!」とスキップをしながらキッチンへ向かった。 雅希は変態のくせに料理がうまい。 学食があまり好きじゃない俺は、よく作ってもらっている。 「……」 「どうした?食べないのか?」 「…いや、食べないとかじゃなくて……」