…今日は寝ないようにしよう。 「それより俺の朝飯…――うわっ!」 俺が朝飯を食べようとテーブルに向かった瞬間、すごい力で後ろに引っ張られた。 俺は思わずベットに倒れる。 ――えっ、え、何この状況…? 「熱あるのに立ち上がんなって。病人は大人しく寝てなきゃ…ダメだろ?」 真上にはそう言って怪しい笑みを浮かべる雅希の顔。顔の横には雅希の腕。 雅希は俺をまたがって……って、え?