「遥斗…」 「…雅希……。 ――なんて、嘘に決まってんじゃん」 「えっ?ちょ、何して――ええっ!?」 俺は一瞬で腕を雅希の腰に回しそのまま後ろに向かって反った。 いわゆる、海老反り。 「なにが浴槽エッチだボケ!そんなモン一人でしてろ!」 倒れてる雅希を放置して俺は素早く服を脱ぎバターンッ!と音を立てて風呂場に入った。 もちろん、しっかりとカギを閉めて。