「彩月様っ♪」 今日も朝から丸谷さんが彩月の腕に腕を絡める。 あ、なぜ彩月と呼ぶようになったか…。 王子が呼べと命令を…。 「妬いてんのか?」 「わっ!!」 武瑠君が横から顔を出す。 「妬いてないからっ!!」 嫉妬なんて…。 もう慣れっこだから。