お風呂から上がって半袖半ズボンというラフな格好をしている。
現在、ソファーに座って、クウを乾かし終わり、膝に乗せて寛いでいるところである。
『さらっさらのするっする。気持ちよいよい。』
そう言い、撫でていた手を加速させる。
僕、サラサラスルスル大好物。なのでこの手を止めたくない。
撫で撫でしながら思い出した。
『僕、いつから学校行くんだろう。』
手紙に書いてあったっけ?
確認したいけど、この手を止めたくない。
うーん、どうしたらいいかな。
うーん………あ。
考えてやっと気付いた。
抱えて行けばいいんだ。
何故思いつかなかったのかと、そんな自分に少し呆れつつ、クウを抱えて立ち上がった。

