「ど、どうしたんです、由美子さん!そんなにげんなりして!何か取り上げられたんですか?

いつも上手い事、風紀の目をかいくぐる由美子さんが!?」

「…取り上げられる代わりに、頂いちゃったのよ、不幸の手紙を。先生から!
(-o-;)」

「ふ、不幸の手紙!?
(・・?)」


-そして、昼休み。化学同好会の教室にて-


「『我、オ前ヲ愛ス…オ昼十二時半、体育教員室ニテ待ツ…
一緒ニ食ベヨウ…

持チ物、弁当ト水筒…

オヤツモ、二百円マデノ物ナラ特別ニ許可スル…

ナオ、バナナハ、オヤツニハ入ラナイ…』


…一応、『ラブレター』の様ですね、由美子さん。
(^_^;)

ところでもう、その十二時半ですが。」

「行く訳無いでしょ!
アンタって、馬鹿!?
(°□°;)

だからこうして、アンタと一緒にここでお弁当食べようとしてるんじゃない。

あっ、ミックスジュースが出来上がったわ。」

「どうでもいいですが、実験器具でミックスジュースを作るの、止めてもらえませんか?
( ̄○ ̄;)」