〈どういう事??〉

〈んー…私が思うに、浜口くんも円に気があると思うよ??〉


……ゔ!?!?


〈理解が出来ない!!!!どういう意味ーっ!?!?〉

〈だって、普通嫌いな人と一緒に勉強したいと思う??〉


…確かにそれは、思わない……かも。


〈でも、嫌いじゃないのに馬鹿とか言うかな??〉

〈それは照れ隠し的なやつだと思うよ♪〉

〈えぇー??〉

〈とにかく嫌われてはいないはず☆もっと喜んで!!〉


喜んで!!って、胡桃……。汗


〈まあとりあえず様子見てみるよ〉

〈うんっ♪報告待ってるねーっ〉


胡桃とのメールを終えて、ケータイを閉じる。


“それならさ、明日から俺ん家で勉強しねぇ??”

急な晃汰の誘い。


“だって、普通嫌いな人と一緒に勉強したいと思う??”

胡桃のまとも(??)な考え。


ートクン

…晃汰を想うと心が高鳴る、あたし。



あー、なんかもう、何が何だかわかんないよ。

いろんな事が頭の中をぐるぐる回って、あたしを混乱させる。


恋愛初心者のあたしにとって、この恋は難しすぎるよ…!!!!


「ただいまぁー」

家に帰ったあたしは、疲れきってベッドにダイブ。


気付いた時には、朝になっていた。