そして、俺の肩を背後から叩く人物。 うん。鏡にバッチリ映ってるから誰だかわかる。 ギギギ……という効果音が聞こえそうな感じで、ゆっくりと背後を振り向く。 そこには目を細めてニタニタ笑う店長の姿が! 「竜司くん。ちょっと手伝ってくれるかな」 「あ、でも、今カット中……」 「来なさい」 その後俺はみっちり扱かれ、千秋のカットは店長が引きづいたのだった。 暫くハサミは握らせてもらえそうにはなさそうだ。ハハハ……。