「へぇ。結構いい身体してんじゃん」 「おい、何先に触ってんだよ」 「お前がノロマだから待ちくたびれたんだよ」 こいつら…っ!! 抵抗しようにも、後ろからも前からも拘束されて身動きができない。 触られる不快感で吐きそうだった。 でも男たちの手は止まることを知らなくて。 胸元が開けられる。 気持ち悪い気持ち悪い!! 汚い!! 嫌だ…! 嫌…っ!! 誰か…!! 花月…! た―――。