「うん、レイブン」

影に頷き、こちらを向き

「私は、御名方美久(ミナカタミク)

こっちが、レイブンで父様の家系
を守ってるの

で、私は女だけど知られなかった
のはレイブンがしてくれたの

レイブン術を解いて」

レイブンを見たあと

「ふん」

レイブンが指を鳴らすと

「姿もか…」

黒髪碧眼の少女がいた