「あら、ごめんなさい。邪魔したかしら、瞬？」

「んでお前…俺に振るんだよ。」

「きっと邪魔だと思ったのはあなただと思って。」

「じゃー来るな。」

「真姫が心配だったんだけど…なんか大丈夫そうね。瞬のおかげかしら？」

「里穂ぉー…心配してわざわざ来てくれたの？」

「真姫が泣きそうな顔していたからね。」

「瞬にも言われたー…。」

「でも、今は泣いてすっきりしたって顔してる。ちょっと目は腫れてるけど。」

「うそっ…!!」

「保健室で冷やすやつ貰って来なさいよ。斎藤先生なら真姫に甘いからすぐくれるわ。」

「うんっ!!行ってくる!!」













「里穂…てめぇ…何しに来たわけ？」

「瞬が妙な気でも起こして真姫を襲おうとしていないか確認するため。」

「ばっ…!!俺がんなことするわけ…。」

「ないわよね、知ってるわ。」