君が望んだ永遠

「ゆ…雪……は…ら？」


「……」



急に黙り込む雪原に
あたしは違和感を感じた。

しかも……
顔が近づいてくる～!!!



え、えぇ!!?

もしかして……キスぅ？！


「ちょっ!
やめ……ッ、雪原!!!」


あたしは
反射的に目を閉じた。


やだやだやだ!!!
離せよ！雪原のバカ(怒)




しかし
いくら待っても
唇に何も触れてこない。


暗い視界の中、
微かに聞こえてきたんだ。




「…………くくっ」



その声に
あたしはゆっくり目を開けた。