離れなければと思うとリアナの心は酷く締め付けられた。 リック……あなたと離れたくないよ……ずっとこの腕に抱かれていたいのに……どうしようもなく悲しい…… だけど……… 「リック、迷惑ばかりかけて本当にごめんなさい。そして、ありがとう」 その言葉を合図にフェリックは漸くリアナを降ろした。さっきまで触れ合っていたのに離れると互いの体温が感じられない。 それを名残惜しく思うのはリアナだけでない。フェリックも一緒だった。