制服に着替えてリビングに下りると何故か家の食卓で陽弥が朝ご飯を食べていた。 「乃愛遅い」 「先行ってればいいじゃん」 「誰が起こしてやってると思ってんの?」 「別に頼んでないし」 あたしが言うと後ろから頭をバシイッと叩かれた。 「ま、ママン!痛い‥」 「アンタ、陽弥くんが起こしてくれないと遅刻するでしょうに。もっと感謝しなさい」 「そうだそうだ」 「陽弥うるさい!」 バシイッ 「母さん痛いです」 あたしのお母さまは陽弥を贔屓している。絶対。