「つかお前のねーちゃんかわいーな…お前見習えよ。」 ズキン…… 揺れる心。 言われなくてもわかってるよ…っ お姉ちゃんの方がなん百倍も可愛いことなんて。 霞む視界。 「図書室いくか…」 ボソッと狼は呟く。 「…………っどーせあたしは可愛くないもん…!」 気づいたら泣いててそんなことを口走ってた。 これじゃお姉ちゃんに嫉妬してるのばればれ… 「は…」 初めて見た狼の驚いた顔。 それと同時にあたしの手をつかむ手が緩んだから, あたしは 得意な逃げを選択。