アタシはカバンから傘を出しながらリノに言った。 「ちょっと…行ってくる」 言い終わると同時に立ち上がる。 あんまり詰問されたくないから大急ぎで。 リノは呆気に取られた顔をしながらも 「ハイハイ、 5時間目に遅れへんように」 そう言って手を振った。