京都マーブル・ラブストーリー


彼はまっすぐ彼女のほうへと向かっている。

彼女は嬉しそうに彼に手を振る。


意識の遠くでアタシはそれを理解する。


どうして?
なにこれ?

違う。
ううん。
これはわかってたこと。


少しして彼はアタシのほうを指差す。

そして
彼女がアタシに頭を下げる。



アタシはそのまま2人を見つめる。