「…だれ?」 「見かけへん人やね…」 そりゃそうでしょ。 ずっと隠れて過ごしてたんだから。 不思議そうにアタシを見る彼女たちに彼は 「ま、そーゆーことやから」 そう言ってアタシの腕を引っ張って歩き出す。 そーゆーことってどういうことよ! 内緒って言ってんのになんてことしてくれてんの! 呆然と見送る彼女たちを尻目に彼は面白そうに笑う。