慌てて前を見ると、嬉しそうに笑う高木先生の目の先に吉崎先生。




「…吉崎先生…?」



ヤヨッチャン:「同感!(笑)」




わ、わかりやすい!(笑)




真梨奈先輩の言ってた通りだ…



クスクスと笑いながら、ふと昨日の三浦先生を思い出す。



あれ?でも、もし本当に吉崎先生が高木先生の彼女さんだったとしたら…





三浦先生は…吉崎先生に…片想い…………?




「…。」




それは、ない?
いや、有り得るかな?



あ〜、何だかわからなくなってきた!




だけど…もしそうだとしたら…私自身、高木先生と付き合っていてほしい、なんて思っちゃうなんて。




これは不安なの?
ただ、嫌なのかな?



三浦先生が誰かの所に行ってほしくないって思ってるから?




私の方こそずるいよね。




吉崎先生が羨ましくて


羨ましくて




嫌い―…。