13回目の好き





恭先生:「……って!!!?な、おま、何で!!?」




ガバッと起き上がって、ビックリした表情で私を見る恭先生に、思わず吹き出してしまう。



「あはははっ!」



恭先生:「…………………。」



恭先生はくしゃくしゃっと自分の頭をかいて、その手で私の頭をポカッと叩いた。


あたっ!


バッと先生は机に伏せて横目で私を見る。



恭先生:「…来るなら言えよ!びっくりした!」




何だか子供みたいに拗ねた先生の表情に思わず笑ってしまう。




「あはは。すいません!」



恭先生って照れたりすると顔、そうやっていつも隠すんだよね(笑)



「…明日からだと思うと何だか不安で…。だから事前準備?みたいな感じで来ちゃいました。」



恭先生:「ふーん、…ま!担当は俺だから、心配すんな!」



にっと嬉しそうに微笑む恭先生。



「え。」


っと言葉に詰まる私の返事に



恭先生:「…何だよ?嫌なのか?」



グンッとそう言って顔を近付ける恭先生にドキドキ。


だって!


「…恭先生の前で授業なんて、無理です…。」




やりにくいにも程があるでしょ…。