恭先生:「……って!!!?な、おま、何で!!?」
ガバッと起き上がって、ビックリした表情で私を見る恭先生に、思わず吹き出してしまう。
「あはははっ!」
恭先生:「…………………。」
恭先生はくしゃくしゃっと自分の頭をかいて、その手で私の頭をポカッと叩いた。
あたっ!
バッと先生は机に伏せて横目で私を見る。
恭先生:「…来るなら言えよ!びっくりした!」
何だか子供みたいに拗ねた先生の表情に思わず笑ってしまう。
「あはは。すいません!」
恭先生って照れたりすると顔、そうやっていつも隠すんだよね(笑)
「…明日からだと思うと何だか不安で…。だから事前準備?みたいな感じで来ちゃいました。」
恭先生:「ふーん、…ま!担当は俺だから、心配すんな!」
にっと嬉しそうに微笑む恭先生。
「え。」
っと言葉に詰まる私の返事に
恭先生:「…何だよ?嫌なのか?」
グンッとそう言って顔を近付ける恭先生にドキドキ。
だって!
「…恭先生の前で授業なんて、無理です…。」
やりにくいにも程があるでしょ…。


