「…はい。あ!いえ、その…えっと…。」
思わず、返事して言葉に詰まる。
これって、どう言えばいいんだろう??
まさか高木先生と吉崎先生が、私の恋を応援するために交換したなんて言えないし…。
ましてやキャンプのことも私が来ることなんて三浦先生知らないわけだし…。
三浦先生:「…高木先生は、吉崎先生と付き合ってますよ。」
「…へっ?…あ、そうですよね…。」
何でそんなこと言うんだろう?と少し疑問に思い、またしても返事に困り、言葉に詰まる。
もう言っちゃおうかな?
明日、海へ行くことも…
高木先生は私の気持ちを知ってることとか……。
キャンプの計画とか…。
それで、三浦先生も来てくれるように私からも誘ってみよう!
うん!それがいい!
ひとり納得して、話し出す。
「あ、えっと…明日、高木先生が海に連れてってくれるんです。それでさっき…」
〜♪♪♪♪♪♪♪…
そう言いかけたとき着信音が鳴る。
あ、高木先生からだ!
「すいません、ちょっと電話出てきま…」
そう言って電話に出ようと携帯を開いた時、バッと三浦先生が私の携帯を取った。


