〜♪♪♪♪♪♪♪♪…
不意に携帯のメール着信音が鳴り慌てて、ポケットから取り出す。
「マナーモードにするのわすれてたっ!」
慌てて切ろうとすると、
三浦先生:「別に今は補習でもなんでもない。携帯触っても怒りません。」
そう言って、カタカタとキーボードを打ちはじめる三浦先生。
何だか、三浦先生って面白い。
そう思いながらメールボックスを開いて、確認する。
高木先生から明日のことで連絡が来た。
吉崎先生と高木先生と真梨奈先輩のアドレスを前に交換しておいたから連絡は取り合えるようになってる。
特に吉崎先生と高木先生には、三浦先生のことで色々あるからって…。
まるで、お母さんとお父さんのようで何だか笑っちゃう。
メールの最後に、"三浦先生を誘えなくて悪いな。また、違う場所で計画立てようか!"って。
「…高木先生って、良い人ですよね…。」
と思ったつもりがポツリと呟いてしまった。
それに気付いた三浦先生が、手を止めて口を開く。
三浦先生:「…。…そう…ですね。…高木先生からメールですか?…。」