13回目の好き




お父さんとお母さんがいて…

子供が出来て…

そうだよね…

子供は凄く欲しいけど…



私には、ひとつ不安があるの。



タケさん:「…でも、…恭はどう思うんだろうな。」


少し俯いたタケさんの一言にコクンと頷く。


真梨奈:「高木先生って、子供凄い好きそうに見えるけど?」

花:「うん!あの人は良いパパになりそうだよねぇ!」

南:「何せ、高校ん時は私らの親父って感じだったし(笑)」

真梨奈:「まぁ、奈緒を除いてね(笑)」


そんな皆の会話に笑顔を見せた。

タケさん:「そういや、真梨奈ちゃん、俺の所で働いてよ!」


そう言ったタケさんに驚く真梨奈。


タケさん:「や、真梨奈ちゃん栄養士なんでしょ?俺の店今、人手足りなくてさ!料理教えるし、無理?」

真梨奈:「私なんかが良いんですか?」

タケさん:「スーパーが好きなら、いいんだけど…。ま!考えといてよ!俺、ここにいるしいつになってもいいから!」

真梨奈:「…はい!ありがとうございます!」

南:「いいなぁ!何かオシャレだね!2人揃うと!」

花:「似合うよー!(笑)」


そう言って冷やかす皆に真梨奈は笑いながら受け答えていた。