あたしと海斗の絆になってくれるような、真っ直ぐで素直な女の子だった。
3人並んで歩きながら、海斗はたくさんのことを教えてくれた。
海斗はこの島の中学3年生で、美波ちゃんは小学3年生だった。
「えっ、本当に中3なの? 高校生かと思ってた」
あたしが驚くと、海斗は可笑しそうに笑った。
「おれ、そんなにふけとるかね」
この島にはスーパーもコンビニもないこと。
あるのは「新垣(あらがき)商店」という小さな雑貨屋。
食材などは週に2回、水曜日と土曜日にフェリーで港に運ばれてくるらしい。
だから、どうしても足りない物があったら、車で20分ほどの隣の集落へ行き、新垣商店に行くのだそうだ。
たくさんの事を聞いていくうちに、あたしは夢中になって聞き入った。
特に、あの神様が宿るといわれているガジュマルの木の話。
「昔、水害にあって、あそこらの木は全部流されてしまったのさ」
「水害?」
「そうさ。沖縄は台風が多いからね」
でも、何故かあのガジュマルの木だけはそこに残り、無傷でしっかりと立っていたらしい。
それ以来、この島の人たちはそのガジュマルの木を神様の木として大切にしているらしかった。
「だからさ、波が高い日いはあの木に触れたらだめよね。災いが起きるってよー」
「じゃあ、ウシラシって何?」
あたしが聞くと、海斗はハッとした様子で突然立ち止まった。
3人並んで歩きながら、海斗はたくさんのことを教えてくれた。
海斗はこの島の中学3年生で、美波ちゃんは小学3年生だった。
「えっ、本当に中3なの? 高校生かと思ってた」
あたしが驚くと、海斗は可笑しそうに笑った。
「おれ、そんなにふけとるかね」
この島にはスーパーもコンビニもないこと。
あるのは「新垣(あらがき)商店」という小さな雑貨屋。
食材などは週に2回、水曜日と土曜日にフェリーで港に運ばれてくるらしい。
だから、どうしても足りない物があったら、車で20分ほどの隣の集落へ行き、新垣商店に行くのだそうだ。
たくさんの事を聞いていくうちに、あたしは夢中になって聞き入った。
特に、あの神様が宿るといわれているガジュマルの木の話。
「昔、水害にあって、あそこらの木は全部流されてしまったのさ」
「水害?」
「そうさ。沖縄は台風が多いからね」
でも、何故かあのガジュマルの木だけはそこに残り、無傷でしっかりと立っていたらしい。
それ以来、この島の人たちはそのガジュマルの木を神様の木として大切にしているらしかった。
「だからさ、波が高い日いはあの木に触れたらだめよね。災いが起きるってよー」
「じゃあ、ウシラシって何?」
あたしが聞くと、海斗はハッとした様子で突然立ち止まった。



