「じゃあな」


「く、黒瀬くん!!ま、待って!!」



黒瀬くんの制服の裾を握りしめ、行かせないようにする。



すると黒瀬くんの口から「ちっ」と舌打ちをする声がした。



「黒瀬くん!!あ、あのね…私っ!」


「うぜぇ」